中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を
生きた中川イセの物語〜』
語り劇演者・夢実子
脚本担当のかめおかゆみこです。
これだけの苦難に遭いながら、
イセさんは、なぜ、くじけなかったのだろう。
なぜ、前向きに生きつづけられたのだろう。
前回は、小川直子さんの考察を
紹介させていただきましたが、
たまたま、同じ日に、
山元加津子さん(かっこちゃん)のメルマガで、
「強さ」についての記事が掲載されていました。
お〜、シンクロ!と思ったので、ご紹介させていただきます。
かっこちゃんは、共著
![魔法の文通 [ 赤塚高仁 +山元加津子]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/8038/9784910388038_1_2.jpg?_ex=64x64)
魔法の文通 [ 赤塚高仁+山元加津子 ]のなかで、
新原豊さんの著書『生命は「あたえる」と強くなる』
(サンマーク出版)についてふれて、
このような文章を書かれています。
新原先生は、「生きるということは、愛を与えたいという
対象がどんどん増えていくことなのかもしれません。
自分を中傷したり、意地悪をする人たちにさえ、自分と
同じ人間としての敬意をもつことができる。それが人間に
与えられたいちばんの強さなのだと思います」
と書いておられます。
「私たちの生命には細胞レベルから、
“与える”という仕組みがプログラムされている」と。
宇宙は愛でいっぱいで、私たちもまたその愛にしっかり
つながりながら生きる存在なのだと改めて思いました。
イセさんもまた、過酷な環境のなかで、
この「愛をあたえる」ということを、
けっして忘れなかったひとだと思います。
たとえば、朗読動画にも、これから先に出てきますが、
遊廓でも、自分だけがいい思いをしようとか、
出し抜いてやろうなどとは、けっしてせず、
「みんなで一緒に助け合って、一日でも早く
ここを出られるようにしよう」
と、はたらきかけていくのですね。
これこそが、イセさんの強さにつながる思い
だったのではないかと、感じたのです。
幸福を感じるちから。
引き受けるちから。
愛をあたえるちから。
いまの時代に本当に必要なことではないかなあ。
そんなことを思ったのです。
朗読動画『零(zero)に立つ』第2巻★配信一覧
026 第2巻第7章・網走まで01
027 第2巻第7章・網走まで02
028 第2巻第7章・網走まで03
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