2022年08月19日

能取岬ってどんなところ?

天童で産まれ網走で活躍した、
中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を
生きた中川イセの物語〜』

語り劇演者・夢実子


脚本担当のかめおかゆみこです。

第2巻にすでにその名前が登場する「能取岬」。
イセさんがのちに結婚する中川卓治と、牧場を
営むことになる地です。

今日は閑話休題的に、この能取岬のことに
ついて、書いてみたいと思います。


網走有数の観光スポットのひとつ、能取岬。

でも、当時は、岬までの道の両側には、いまより
はるかに鬱蒼とした森が、あったと想像されます。

能取岬を象徴するのは、能取岬灯台。

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※写真は、こちらから拝借しました

大正時代初期、逓信省の航路標識事業として当時
の航路標識管理所により建設され、1917年(大正6年)
10月1日に初点灯されるとともに、霧信号業務を
開始。1948年(昭和23年)までは宿舎に灯台守が
家族とともに住んでいたが、その後は網走市内の
事務所より6日目毎に2名が交代で勤務していた。
また、冬季の2-3月は、流氷により航行が途絶える
ことから業務を休止した。
ウィキペディアより)

イセさんが北海道に来る約1年前に、
この灯台は建設されていたのですね。

だから、当時はできたてほやほやだったはず!

灯台守は1948年まで宿舎に住んでいたとあります
から、当然、イセさんとは面識もあったはずです。

残念ながら、これまで読んだ資料のなかには、
それらに関する記述は見当たりません。

イセさんたちの牧場は、のちに市に委譲され、
現在は、市営美崎牧場となっています。

網走市営美崎牧場.JPG
※この景色をイセさんたちも見ていたんですね〜♪


「北海道ラボ」というサイトで、能取岬の、
四季を通した詳しい紹介が掲載されています。
https://hokkaido-labo.com/area/doutou/cape-notoro

動画もありました。




夏と冬では、がらりと景色が変わる。
それも、能取岬の見どころのひとつです。

もしも、能取岬をたずねることがあったら、ぜひ、
『零(zero)に立つ』で描かれる場面とあわせて、
イセさんたちの暮らしも、想像してみてくださいね。


朗読動画『零(zero)に立つ』第2巻★配信一覧
026 第2巻第7章・網走まで01
027 第2巻第7章・網走まで02
028 第2巻第7章・網走まで03
029 第2巻第8章・「お職になる!」01
030 第2巻第8章・「お職になる!」02


これまでに公開された『零(zero)に立つ』朗読動画一覧
まとめてお聴きになりたいかた、途中から聴かれ
て、それ以前もお聴きになりたいかたは、どうぞ。

小説『零(zero)に立つ』第1巻の全文朗読
こちらから、第1巻全話をお聴きいただけます。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZWNPZbJOeOLfLLQhx6ck-1jvkareoh9H
第1巻の、あらすじと、朗読動画

すべてのURLは、こちらから確認できます。


小説『零(zero)に立つ』第2巻の全文朗読
こちらから、第2巻全話をお聴きいただけます。(順次追加中)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZWNPZbJOeOL6byKFIHj4ZQiDmsUQMWDc


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こちらのブログにてお知らせしていきます。

1回の長さは、5〜8分前後を目安とします。
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来年の首都圏公演の日程と会場、
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2023年3月26日(日)
昼・夜 2回公演

(時間は決定次第告知します)
横浜・あかいくつ劇場
(みなとみらい線元町・中華街駅徒歩3分)


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posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 00:00| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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