2022年05月26日

小説『零(zero)に立つ』が生まれた理由

天童で産まれ網走で活躍した、
中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を
生きた中川イセの物語〜』

語り劇演者・夢実子


脚本担当のかめおかゆみこです。

語り劇「零(zero)に立つ」をきっかけに、
中川イセさんのことを知れば知るほど、

その、ひととしての魅力にひかれ、
このひとの生涯を描いた作品がないのは
残念だなあという思いがつのり、

このブログで、155回の連載をして、
4巻の冊子にまとめました。


2018年8月、この冊子の内容を
もっと広く知ってもらいたいと思い、

一部を抜粋して、朗読しました。

今日は、あらためてそちらを紹介します。


その1★中川イセさん8歳のころ。
(1分17秒)
いじめた男の子たちへの仕返しとは?


その2★イセさん14歳のころ。(1分28秒)
人絹工場から抜け出す決心をしたイセは…?


その3★イセさん20歳のころ。(1分13秒)
遊廓に入って3年。かわいがっていた妹分の「小梅」
が、鉄道自殺を遂げてしまった。そのとき、イセは…。


その4★イセさん28歳のころ。(1分44秒)
中川卓治と結婚し、馬喰(ばくろう)となったイセは、
まごころこめて仕事をして、評判となった。だが…。


その5★イセさん46歳のころ。(1分20秒)
戦後初の網走市議会議員選挙に、イセはいきなり
推薦されて、とまどった。なぜ、自分が…?


その6★イセさん議員引退後(1分10秒)
イセは、網走刑務所に請われて、囚人たちの前で
話をすることになった。イセの話に囚人たちは…。


その7★イセさん後日談。(3分35秒)
議員になって活動するある日、イセは、名簿のなかに
なつかしい名前を見つけた。それは40年近く前…。



いかがでしたでしょうか?

イセさんのことを書いた本は、
3冊ありますが、すべて生前のもので、
残念ながらどれも絶版になっています。

その意味で、イセさんの生涯すべてを
描いたのは、この私の作品だけなのですが、

夢実子さんの「イセさんを演じたい」
という思いがなければ、語り劇
「零(zero)に立つ」は生まれなかったわけですし、

私がこのブログで、小説の連載を
することもなかったわけで、

あらためて、ご縁というものに
導かれたのだなあと思わずにはいられません。


来年2023年3月(予定)の、
語り劇「零(zero)に立つ」再演に向けて、

この作品のことを、いっそう多くのひとに、
伝えていきたいと、思いをあらたにしています。


『零(zero)に立つ』(全4巻)を無償配布しています!

小説『零(zero)に立つ』を、
引きつづき、無償配布してまいります。

ご希望のかたは、お声かけください。

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※現在、2・3巻は欠巻のため、
 コピーにてのお渡しになります。
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自薦・他薦問わず、この冊子を必要としてくだ
さるかたに、無償でお届けいたします!
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※どなたかへ贈られる場合は、「〇〇さんより贈呈」の一
文を添えますが、事前に、そのかたにお知らせいただける
と、知らずに受け取り拒否にならず、安心です。なお、くれ
ぐれも、住所・氏名等の書きまちがいにご注意ください。
posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 22:00| Comment(0) | 物語版「零(zero)に立つ」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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