中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を
生きた中川イセの物語〜』
語り劇演者・夢実子
脚本担当のかめおかゆみこです。
語り劇「零(zero)に立つ」をきっかけに、
中川イセさんのことを知れば知るほど、
その、ひととしての魅力にひかれ、
このひとの生涯を描いた作品がないのは
残念だなあという思いがつのり、
このブログで、155回の連載をして、
4巻の冊子にまとめました。
2018年8月、この冊子の内容を
もっと広く知ってもらいたいと思い、
一部を抜粋して、朗読しました。
今日は、あらためてそちらを紹介します。
その1★中川イセさん8歳のころ。 (1分17秒)
いじめた男の子たちへの仕返しとは?
その2★イセさん14歳のころ。(1分28秒)
人絹工場から抜け出す決心をしたイセは…?
その3★イセさん20歳のころ。(1分13秒)
遊廓に入って3年。かわいがっていた妹分の「小梅」
が、鉄道自殺を遂げてしまった。そのとき、イセは…。
その4★イセさん28歳のころ。(1分44秒)
中川卓治と結婚し、馬喰(ばくろう)となったイセは、
まごころこめて仕事をして、評判となった。だが…。
その5★イセさん46歳のころ。(1分20秒)
戦後初の網走市議会議員選挙に、イセはいきなり
推薦されて、とまどった。なぜ、自分が…?
その6★イセさん議員引退後(1分10秒)
イセは、網走刑務所に請われて、囚人たちの前で
話をすることになった。イセの話に囚人たちは…。
その7★イセさん後日談。(3分35秒)
議員になって活動するある日、イセは、名簿のなかに
なつかしい名前を見つけた。それは40年近く前…。
いかがでしたでしょうか?
イセさんのことを書いた本は、
3冊ありますが、すべて生前のもので、
残念ながらどれも絶版になっています。
その意味で、イセさんの生涯すべてを
描いたのは、この私の作品だけなのですが、
夢実子さんの「イセさんを演じたい」
という思いがなければ、語り劇
「零(zero)に立つ」は生まれなかったわけですし、
私がこのブログで、小説の連載を
することもなかったわけで、
あらためて、ご縁というものに
導かれたのだなあと思わずにはいられません。
来年2023年3月(予定)の、
語り劇「零(zero)に立つ」再演に向けて、
この作品のことを、いっそう多くのひとに、
伝えていきたいと、思いをあらたにしています。
『零(zero)に立つ』(全4巻)を無償配布しています!
小説『零(zero)に立つ』を、
引きつづき、無償配布してまいります。
ご希望のかたは、お声かけください。

※現在、2・3巻は欠巻のため、
コピーにてのお渡しになります。

自薦・他薦問わず、この冊子を必要としてくだ
さるかたに、無償でお届けいたします!

































※どなたかへ贈られる場合は、「〇〇さんより贈呈」の一
文を添えますが、事前に、そのかたにお知らせいただける
と、知らずに受け取り拒否にならず、安心です。なお、くれ
ぐれも、住所・氏名等の書きまちがいにご注意ください。