『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』
語り劇演者・夢実子
脚本担当のかめおかゆみこです。
昨日の「よゆうあるじゃん!」★第1巻を振り返って考えたこと
けっこう反響があって、アクセスが伸びました。感謝です!
調子に乗って…というわけではありませんが、続編です。(笑)
一昨日、第2巻のみどころについて書きましたが、
今朝の自分のメルマガで、この記事をもとに考えたことを、
書きました。
転載しますね。(改行は変えてあります)
★今日のフォーカスチェンジ♪ 第4894号
自分のことしか考えてなかった
自分のことしか考えてないひとって、好感もてますか?
フツー、もてませんよね♪
ところが、ひとは、苦しいときは、
自分のことしか考えられなくなるのです。
なぜ、こんな苦しい想いをしなきゃならないのか。
なぜ、私ばかりが…。
なぜ、誰もわかってくれないのか。
…そんなふうにね。
その気持ちは、わからなくもありません。
私自身がさんざん通ってきた道ですから。汗
本当に、いま振り返って想います。
そのころの私、自分のことしか考えてなかったなあ、って。
もちろん、気持ちのよゆうがなかった、ということはあります。
だけど、もしかしたら、逆の発想もあったかもしれません。
気持ちのよゆうがあるから、ひとのことも考えられるのではなく、
ひとのことも考えるから、気持ちのよゆうができるんだって。
「零(zero)に立つ」の主人公・中川イセさんは、
17歳で遊廓に入ります。
そして、一日でも早く借金を返すために、
さまざまな工夫をします。
一番こころがけたことは、お客によろこんでもらうことです。
将棋が好きな客には、手合わせをお願いし、
バイオリンをやっていると聴けば、自分も手習いし、
酒好きな客とは、がっつり飲みかわしました。
(イセさんは、一升飲んでも酔わない酒豪でした)(笑)
だから、わずか4か月で、お店のトップになれたのでしょう。
また、遊廓の仲間たちへのこころづかいも忘れませんでした。
悩みごとを聴いてやったり、お客を世話してやったり。
「みんなで助け合って、借金を返して、ここを出るんだ」
そう言って、はげましたのです。
ここね、ポイントは、
「自分を犠牲にした」のではないということ。
お客もよろこび、仲間もよろこび、楼主もよろこぶ。
みんなのよろこびを考えて行動したから、結果的に
自分も、わずか3年で借金を返して、自由の身になれたのです。
(そのあとも、波瀾万丈の日々はつづくのですが!)
苦しい、つらいと想うのは、もしかしたら、
自分のことばかり考えているためかもしれません。
自分を、被害者、犠牲者だと想ってしまっている
せいかもしれません。
そんなときは、ためしに、目の前のひとにたいして、
このひとのよろこびは、何だろう?
自分は何をあたえられるだろう?
そんな視点に立ってみるのも、ひとつの方法かもしれません。
見返りを期待してではなくてね♪
それが、結果的に、自分のこころを解放してくれる
きっかけになるかもしれません。
こころが解放されれば、次なるアクションに
踏み出すこともできますからね♪
お楽しみさま!
冊子「零(zero)に立つ」ご購入者全員に、動画プレゼント!
※ご家族やお友だちからプレゼントされたかたも対象となります。
・冊子「零(zero)に立つ」の各巻のあらすじをご紹介。巻数をクリック!
第1巻 イセさん誕生〜17歳で北海道の遊廓にわたるまで
第2巻 遊廓での「活躍」・卓治との出会い・樺太での生活
第3巻 2億8千万の借金と岬の日々・身を捨てて・終戦
第4巻 (4月末発行予定)最終巻となります。
各巻1200円/送料・冊数にかかわらず200円/10冊以上で送料無料
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ブログ連載「零(zero)に立つ」のあらすじと、バックナンバーは、こちら
ブログ連載「零(zero)に立つ」にいただいた感想
01★あきらめていた夢に挑戦しました!
02★この突き抜けた底力!
03★亡父を見直すことができました
04★愛に根差して行動する勇気
05★心の重荷がようやく取り除かれました。
06★自分自身を精一杯生きること
07★負けない、負けない、負けない。
08★自ら決めて行動しなさい
09★生きざまを見守って下さい。
10★覚悟を決めて、捨て身になる
11★「どうせ」の破壊力に対する「希望」の力
★ご質問をいただきました。
「岬を駈ける女」ほか、イセさんをあつかった、これまでの本と、
「零(zero)に立つ」との関係について
夢実子の語り劇を上演してみませんか?
※網走以外の、北海道の写真も掲載していきます。
「層雲峡 流星の滝」
写真提供/北海道無料写真素材集 DO PHOTOさん