『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』
語り劇演者・夢実子
脚本担当のかめおかゆみこです。
物語版「零(zero)に立つ」。あらすじは、こちらに紹介してあります
が、今日から、冊子版の「零(zero)に立つ」の、各巻のみどころをご紹
介していきますね。
本日は第1巻。※あらすじは、こちら!

1歳で実母を亡くして、里子になり、養育費が支払われなかっ
たこともあって、極貧の生活。
…と、ここまでは、この時代ならけっこうある話だと想うので
すが、イセさんの並外れた負けず嫌いの性格が、ちがう結果
をもたらします。
いじめる男の子を泣かしちゃったり、先生に食ってかかったり。
そして、きわめつけは、10歳で実家に連れもどされ、学校に
も行かせてもらえず、家の仕事をさせられ…、
と、ここまでも、やはり、少なからずあるパターンだと想うの
ですが、
11歳のとき、実父に「出て行け!」と玄関の外にたたき出さ
れたとき、泣くどころか、「こんな家、出てってやる!」と、
家出! そのまま、住み込みの子守りになっちゃったという。
その後も、地方巡演で出会った松井須磨子(にせもだったよ
うですが)にあこがれ、14歳で東京に家出。
とにかく、自分で自分の道を切り拓くタイプなんですね。
それができたのは、たぶん、「マイナスのことをくよくよ考
えなかった」から。
次々と困難な状況がおとずれるのですが、うしろを振り向く
ことなく、前進していくダイナミックさ。
第1巻は、17歳で、北海道の遊廓に入ることになったとこ
ろで終わるのですが、105歳の人生のうち、困難を乗りこ
える土台は、この時期にすでにつくられたのだなあと。
たくさんのかたに、「一気に読みましたよ」と言っていただけ
るのも、その息もつかせぬ展開にあるのかもしれません。

※ご家族やお友だちからプレゼントされたかたも対象となります。
・冊子「零(zero)に立つ」の各巻のあらすじをご紹介。巻数をクリック!


































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01★あきらめていた夢に挑戦しました!
02★この突き抜けた底力!
03★亡父を見直すことができました
04★愛に根差して行動する勇気
05★心の重荷がようやく取り除かれました。
06★自分自身を精一杯生きること
07★負けない、負けない、負けない。
08★自ら決めて行動しなさい
09★生きざまを見守って下さい。
10★覚悟を決めて、捨て身になる
11★「どうせ」の破壊力に対する「希望」の力
★ご質問をいただきました。
「岬を駈ける女」ほか、イセさんをあつかった、これまでの本と、
「零(zero)に立つ」との関係について
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※網走以外の、北海道の写真も掲載していきます。

「流星の滝」
写真提供/北海道無料写真素材集 DO PHOTOさん