2017年03月21日

感想「恨まないひと」

天童で産まれ網走で活躍した、中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』
語り劇演者・夢実子


脚本担当のかめおかゆみこです。

冊子「零(zero)に立つ」をお読みくださったかたから、直接、
感想をうかがうことがあります。

そのなかで意外と多いのが、「居間のテーブルの上などにさり
げなく置いておいたら、家族(母・夫など)が手にとって読んで、
『おもしろい! つづきは?』と訊いてくる」というもの。

または、ご購入いただいたかたが、家族にすすめてくださって、
いつもならあまり反応しない相手が、「零(zero)に立つ」にたい
しては、読んでくださって、同様の感想をくださるというもの。

とてもうれしく、ありがたいなあと感謝しています。

先日も、ご購入くださったかたが、こんなお話をしてください
ました。

そのかたは、第1巻を、夫さんにすすめ、やはり一気に読ん
でくださったそうですが、第2巻・第3巻も、家に持ち帰って見せ
ると、即座に小1時間で読破

そして、こう言われたそうです。

「この中川イセというひとのよさは、『ひとを恨まない』とい
うことだね」
と。

なるほど。これはあたらしい視点ですが、言われてみると、た
しかにそのとおりです。

イセさんは、けんかっぱやいひとで、「怒る」ということはあっ
たけれど、「恨む」ということはなかったと思うのです。

もちろん、17歳で子どもを産ませた八重松にたいしては、恨
む気持ちはあったかもしれません。

ただ、それも、どろどろと地を這うような陰湿なものではなく、
首ねっこをつかんで張り倒す!くらいの、やはり、怒りに近い
ものだったように思います。

どんなに理不尽な想いをしても、不当なあつかいを受けても、
相手を恨むのではなく、いま、その場で自分にできることを、
最大限にやりつづける。

そういう生きかたであったと思うのです。

そもそも、「恨むというのは、過去にたいする感情です。
イセさんは、いつも前を向いて生きているひとでしたから、
生きるベクトルという意味でも、向かなかったのでしょう。

「恨まないひと」

イセさんを語ることばが、またひとつふえました♪


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※ご家族やお友だちからプレゼントされたかたも対象となります。
3冊.JPG

冊子「零(zero)に立つ」の各巻のあらすじをご紹介。巻数をクリック!
              
第1巻 イセさん誕生〜17歳で北海道の遊廓にわたるまで
第2巻 遊廓での「活躍」・卓治との出会い・樺太での生活
第3巻 2億8千万の借金と岬の日々・身を捨てて・終戦
第4巻 (4月末発行予定)最終巻となります。
              
各巻1200円/送料・冊数にかかわらず200円/10冊以上で送料無料
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ブログ連載「零(zero)に立つ」のあらすじと、バックナンバーは、こちら

ブログ連載「零(zero)に立つ」にいただいた感想
01★あきらめていた夢に挑戦しました!
02★この突き抜けた底力!
03★亡父を見直すことができました
04★愛に根差して行動する勇気
05★心の重荷がようやく取り除かれました。
06★自分自身を精一杯生きること
07★負けない、負けない、負けない。
08★自ら決めて行動しなさい
09★生きざまを見守って下さい。
10★覚悟を決めて、捨て身になる
11★「どうせ」の破壊力に対する「希望」の力


ご質問をいただきました。
「岬を駈ける女」ほか、イセさんをあつかった、これまでの本と、
「零(zero)に立つ」との関係について



夢実子の語り劇を上演してみませんか?


※網走以外の、北海道の写真も掲載していきます。
kamisamanoki.jpg
「神様の木(東川)」 
写真提供/北海道無料写真素材集 DO PHOTOさん


posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 18:33| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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