『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』
語り劇演者・夢実子
脚本担当のかめおかゆみこです。
冊子「零(zero)に立つ」をお読みくださったかたから、直接、
感想をうかがうことがあります。
そのなかで意外と多いのが、「居間のテーブルの上などにさり
げなく置いておいたら、家族(母・夫など)が手にとって読んで、
『おもしろい! つづきは?』と訊いてくる」というもの。
または、ご購入いただいたかたが、家族にすすめてくださって、
いつもならあまり反応しない相手が、「零(zero)に立つ」にたい
しては、読んでくださって、同様の感想をくださるというもの。
とてもうれしく、ありがたいなあと感謝しています。
先日も、ご購入くださったかたが、こんなお話をしてください
ました。
そのかたは、第1巻を、夫さんにすすめ、やはり一気に読ん
でくださったそうですが、第2巻・第3巻も、家に持ち帰って見せ
ると、即座に小1時間で読破。
そして、こう言われたそうです。
「この中川イセというひとのよさは、『ひとを恨まない』とい
うことだね」と。
なるほど。これはあたらしい視点ですが、言われてみると、た
しかにそのとおりです。
イセさんは、けんかっぱやいひとで、「怒る」ということはあっ
たけれど、「恨む」ということはなかったと思うのです。
もちろん、17歳で子どもを産ませた八重松にたいしては、恨
む気持ちはあったかもしれません。
ただ、それも、どろどろと地を這うような陰湿なものではなく、
首ねっこをつかんで張り倒す!くらいの、やはり、怒りに近い
ものだったように思います。
どんなに理不尽な想いをしても、不当なあつかいを受けても、
相手を恨むのではなく、いま、その場で自分にできることを、
最大限にやりつづける。
そういう生きかたであったと思うのです。
そもそも、「恨むというのは、過去にたいする感情です。
イセさんは、いつも前を向いて生きているひとでしたから、
生きるベクトルという意味でも、向かなかったのでしょう。
「恨まないひと」
イセさんを語ることばが、またひとつふえました♪

※ご家族やお友だちからプレゼントされたかたも対象となります。
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11★「どうせ」の破壊力に対する「希望」の力
★ご質問をいただきました。
「岬を駈ける女」ほか、イセさんをあつかった、これまでの本と、
「零(zero)に立つ」との関係について
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※網走以外の、北海道の写真も掲載していきます。

「神様の木(東川)」
写真提供/北海道無料写真素材集 DO PHOTOさん