2017年03月02日

お通夜に参列してきました。

天童で産まれ網走で活躍した、中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』

※物語版「零(zero)に立つ」のあらすじと、バックナンバーは、こちら


脚本担当のかめおかゆみこです。

昨夜は、前・網走副市長のお通夜に参列してきました。

…というと、なぜ?と不思議に思われるかもしれません。

前・網走副市長ならびに、前・博物館網走監獄保存財団理事長の
鈴木雅宣さん。

新聞記事.jpg

そうです。私たちの語り劇「零(zero)に立つ」が、2015年
8月に網走で初演を果たすことができたのは、鈴木さんの存在
なくしては語ることができません。

2014年12月の網走取材旅行で、はじめてお会いして、
わずか3年。

取材.jpg
※流氷館をたずねたときの写真です。

これほどのみじかい期間の出会いだったにもかかわらず、鈴木
さんが私たちにあたえてくださったご恩のおおきさは、はかり
しれません。

体調不良を理由に、昨年、突然、網走監獄保存財団理事長を退
任されたことは、私たちもうかがっていましたが、そこまで重
い病状であることは、知らずにいたのです。

私が、今回たまたま2月27日、帰省する予定であったのですが、
その朝、突然の訃報を知らされました。本当におどろきました。

山形や横浜からでは、駆けつけることはかなわなかったでしょ
うが、本当にたまたま網走に帰省していたため、昨夜は、お通夜
に参列することができました。

会場を埋めつくす大勢のかたが、お別れに駆けつけておられました。

初演の際に、実行委員長をつとめてくださった、大場脩・前網走
市長さんが、葬儀委員長をつとめておられました。

また、葬儀場受付には、鈴木さんのもと、いつもこまやかな対応
をしてくださっていた、監獄保存財団職員の、配島淳さんがおら
れて、ごあいさつをすることもかないました。

鈴木さんの遺影は、いつものおだやかでやさしいほほえみのまま、
壇上に飾られてありました。

鈴木さんの戒名は、「圓監院博識雅光居士」。「博識」というこ
とばが、鈴木さんらしいと感じました。

私たちは、何も知らずに、ご縁を頼って鈴木さんに引き合わせて
いただき、あとになって、鈴木さんの経歴、網走市政に貢献され
たお仕事の数々を知ったのです。

そして、それだけのお仕事をされているなかで、語り劇の上演に
関しては、「中川イセさんのことをもう一度、網走市民に知らせ
たい」と、尋常ではない情熱をそそいでくださったのだとか。

イセさんのあとを次いで、保存財団の理事長になられた鈴木さん
の、義に熱いお人柄を、あらためて感じずにはいられません。

鈴木さんの想いを受け継いで(受け継ぐなど、たいそうな表現は
不遜かもしれませんが)、イセさんのことを、網走のかたのみな
らず、日本中のかたに伝えていきたい。

それが、わずかでも、鈴木さんのご恩にむくいることになるのか
もしれないと。そんな想いを感じています。

鈴木さん、本当に本当に、ありがとうございました。

どうぞ、あちらで、お好きなお酒をゆっくりとお召し上がりにな
りながら、やすらかにお過ごしください。

イセさんにも、どうぞよろしくお伝えください。これからも見守
ってくださいね。私たち、精一杯がんばりますから!

合掌。


会葬品.JPG

              
第1巻 イセさん誕生〜17歳で北海道の遊廓にわたるまで(既刊)
第2巻 遊廓での「活躍」・卓治との出会い・樺太での生活
第3巻 2億8千万の借金と岬の日々・身を捨てて・終戦

※第4巻(3月発行予定)が最終巻となります。
              

詳細/こちら
お申し込み/こちら
お問い合わせ/info@kamewaza.com


2冊.JPG

3冊.JPG

冊子「零(zero)に立つ」第1巻〜第3巻、お申し込み受付中

順次発送してまいります。お待ちくださいませ〜。


ご質問をいただきました。
「岬を駈ける女」ほか、イセさんをあつかった、これまでの本と、
「零(zero)に立つ」との関係について



ブログ連載にいただいた感想
01★あきらめていた夢に挑戦しました!
02★この突き抜けた底力!
03★亡父を見直すことができました
04★愛に根差して行動する勇気
05★心の重荷がようやく取り除かれました。
06★自分自身を精一杯生きること
07★負けない、負けない、負けない。
08★自ら決めて行動しなさい
09★生きざまを見守って下さい。
10★覚悟を決めて、捨て身になる
11★「どうせ」の破壊力に対する「希望」の力




3月5日夢実子さんと語ろう!報告&親睦飲み会
※第一次お申し込み〆切 2月26日

夢実子の語り劇を上演してみませんか?
posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 12:41| Comment(2) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かめおかゆみこ様

初めてコメントさせていただきます。
鈴木雅宣の次女です。
先日はお通夜にご参列いただき、またブログにまで父・雅宣のことを書いていただいて、本当にありがとうございます。
家族全員で読ませていただきました。

家では普通の優しい父親であり、優しいおじいちゃんでしたが、この度の葬儀を通して、たくさんの方に父の話しを聞かせてもらい、改めて、とにかく仕事が大好きで、
どんな事にも一生懸命向き合っていたんだな・・と知ることができました。

夢実子さんのブログにもお返事したかったのですが、アメブロ会員ではない為、お返事できませんでした。
こちらこそ感謝しておりますと、お伝えください。

お忙しいかと思いますが、網走にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
父も喜ぶと思います。
その際には、父の最後の大仕事であった、リニューアルした監獄食堂にも足を運んでいただけたら、と思います。

かめおか様・夢実子様もお体に気を付けて、お過ごしくださいませ。
あたたかいお言葉、ありがとうございました。
Posted by すずき at 2017年03月06日 21:16
すずきさま、書き込み、ありがとうございます。
(お返事が遅くなり、申し訳ありません)

優しいお父様、優しいおじいちゃん…、想像できます。
あらためて、胸がいっぱいになりました。

博物館網走監獄は、本当にすばらしい施設だと想います。
リニューアルした「監獄食堂」も、次回はぜひうかがいます。

また、夢実子ともども、いつかおまいりさせていただきたく、
そのときはどうぞよろしくお願いいたします。

お気持ちがまだ落ち着かないであろうときに、こうして、
こころのこもった書き込みをいただき、重ねて感謝いたします。

すずきさま、ご家族のみなさまのご多幸、ご健康を
お祈りいたします。
Posted by かめおかゆみこ at 2017年03月09日 07:19
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。