『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』
※物語版「零(zero)に立つ」のあらすじと、バックナンバーは、こちら
脚本担当のかめおかゆみこです。
今回、物語版「零(zero)に立つ」感想募集に、ご応募いただ
いた感想を、1編ずつご紹介させていただいています。
今日ご紹介するのは、神奈川のC・Kさん。
「イセさんは、なぜ、すごいのか」という、C・Kさんの
掘り下げが、とってもおもしろかったです!
はじめはとにかく「凄い」、と。
ただ「凄いなぁ」があちらにもこちらにもあって、最後まで
読んで、改めて、何がそんなに凄いんだろう、と思い返して
みました。
多分、逆境の中、頑張って生きていかなければいけなかった
のは、特にこの時代はあまり珍しい話ではなかったはず。
では、イセさんの生き方の何に特に感動するんだろう、、、
と思った時、「結果を出している」ことかなぁ、と思いました。
途方もない借金を抱えて遊郭に落ち、でも、その中で一番稼
げる方法を考え実行し結果を出す。
弱い立場にいたからこそ弱いものを守りたい、という想いが
あり、それがただの願いに終わらず実行しつづけている。
それも実際に弱いものを助けられる立場に立つという実績あ
ってのこと。
そして長生きしているということ。
結果を出す、ということは、まずこうしたい、という想いが
あり、それをどうしたら実現できるか考え、実際に動く、と
いう過程があったのではないかな、と思います。
こう書いてしまうと当たり前にも見えるけれども、まず「こう
したい」という想いを、一見それが不可能に思える状況で
持てる、というところからして凄いなぁと思うのです。
希望を持てるということ。
持ち続けること。
諦めないこと。
「どうせ」の破壊力に対する「希望」の力。
ここがまず圧倒的にイセさんの生き方に惹きつけられるとこ
ろなのかなと思います。
そして、希望を叶えるために何をすればいいか、
既存の考え方にとらわれずに自分の頭で考えられること。
人の真似ではなく、自分で創り出す。
前例があるか、うまく行くか、などきっとほとんど気にして
なかったのではないかと思いました。
そこに何があるのか。
人にどう思われるか、がこれっぽっちも無く、ただただ目的
に向かって真っ直ぐに、とにかく動く。
シンプルでエネルギッシュ。
その生き方では、きっと失敗したことも少なからずあるので
はないかと思いますが、当たり前に残っている話は結果を出
した話が多いのですよね。
イセさんが長生きされたことは、多分、その生き方の結果な
のではないでしょうか。
どこにいても、どんな状況にあっても、いじけることなく自分
がどうありたいか決めて突き進む。
そんなイセさんの生き様に感動させられました。
そして、そう感じたからには、イセさんには及ばずとも、今の
私の想いを精一杯真っ直ぐに生きていきたいと思いました。
C・Kさん、ありがとうございます
「結果を出している」。う〜、ぐさっと刺さることばです。
私もあらためて、刺激をもらっちゃいました!
これまでの感想
01★あきらめていた夢に挑戦しました!
02★この突き抜けた底力!
03★亡父を見直すことができました
04★愛に根差して行動する勇気
05★心の重荷がようやく取り除かれました。
06★自分自身を精一杯生きること
07★負けない、負けない、負けない。
08★自ら決めて行動しなさい
09★生きざまを見守って下さい。
10★覚悟を決めて、捨て身になる
冊子「零(zero)に立つ」第2巻・第3巻、予約受付中
第1巻 イセさん誕生〜17歳で北海道の遊廓にわたるまで(既刊)
第2巻 遊廓での「活躍」・卓治との出会い・樺太での生活
第3巻 2億8千万の借金と岬の日々・身を捨てて・終戦
※第4巻(3月発行予定)が最終巻となります。
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物語版「零(zero)に立つ」感想追加募集!
〆切/2017年1月30日23時59分
条件/物語版「零(zero)に立つ」の感想を、400字以上
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語り劇「掌編・中川イセの物語」
日時/2017年1月30日(月)19時〜21時
会場/新宿区内施設(新宿駅から約10分)
参加費/2000円(当日集めます)
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※網走以外の、北海道の写真も掲載していきます。
「宗谷岬」
写真提供/北海道無料写真素材集 DO PHOTOさん