2016年06月18日

これまでのあらすじ/ポスターができました!

天童で産まれ網走で活躍した、中川イセさんの半生を描いた
語り劇『零(zero)に立つ
〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』


日時/2016年8月27日(土)18:00開演
会場/シベールアリーナ(客席数522)
観劇料/3000円(当日3500円)
チケット発売開始は、6月20日!
本日、公演70日前!

ポスターができました!
大ポスター_n.jpg

あさって6月20日からは、チケットの売り出しもはじまります。
明日は、ちらしとチケットの画像もアップしますね。お楽しみに!


脚本担当・かめおかゆみこです。

土日祝日は、連載はお休みさせていただいています。



第1章     第2章      10 11 12 13 14 
第3章 15 16 17 18 19 20 

★第1章★ いせよ誕生
明治34年(1901年)、今野安蔵・サダの娘、いせよ(のちの中川イセ)
誕生。サダは、産後の肥立ちが悪く、死を予感。ヤクザものの安蔵にあとを
託すことを怖れ、佐藤コウに里親を頼むと、その年のうちに亡くなった。

★第2章★ 差別と貧しさのなかで
イセは佐藤家の里子になった。佐藤家は貧しく、イセはまわりからいじめられ
たり、差別を受けたりするが、コウの愛情、親友・渡辺みよしの存在、自身の
負けず嫌いの性格で、それらをはね返して成長していく。ところが、10歳に
なると、父・安蔵と後妻のモヨがやってきて、イセを実家にもどすという…。

★第3章★ はじめての家出(2016.6.17ぶんまで)
実家にもどったイセは、学校にも行かせてもらえず、一日中家の仕事を言いつ
けられる。それでも、桑集めで自転車に乗れること、農閑期には安蔵がかける
小屋に集まる芸人たちに、芸事を教えてもらうことが、よろこびだった。とこ
ろが、11歳の夏、モヨから泥棒よばわりされ、家を追い出されてしまう。


いよいよ、実家を飛び出したイセさんの、あらたな生活のはじまりです。

11歳というと、いまならひどく幼く感じますが、実際には、この当時は、
女子は、尋常小学校(6年)まで出れば、おしまいで、そのあとは、普通に
働いていたのです。

大正8年(いま描かれている時代より少しあとの時代ですが)の、学校系
統図は、このようになっていました。(小さくてスミマセン)
学校系統図.JPG
※出典は、こちら

ちょっと長いですが、引用します。

尋常小学校卒業後の進路としては、男子の場合には(a)中学校を経て、(a-1)
高等学校−大学へと進むルート、(a-2)専門学校へと進むルート、(a-3)高等
師範学校へと進むルート、(b)高等小学校を経て、(b-1)師範学校、(b-2)実業
学校へと進むルート、さらに(c)として、(c-1)実業学校・(c-2)実業補習学校
に進むルートの3つに大きく分けられます。女子の場合も、高等女学校を経て
女子高等師範学校へ進むルートと、高等小学校を経て師範学校、実業学校へ
と進むルート、実業学校・実業補習学校に進むルートの3つに大きく分けられ
ます。女子の場合には、ごく一部の学校を除いて、高等学校にも大学にも進
学することは認められていませんでした。


そして、こちらのサイトからは、いかに、当時の女子の進学率が低かったか
が、うかがいしれます。

大正時代の女性の進学率.JPG

ただ、そんななかでも、イセさんのように、親から、いわば勘当されて、
自立せざるを得なかったケースは、めずらしいと思いますけれども。

この先、どんな展開になっていきますことか。どうぞお楽しみに!


網走市観光協会さまのサイトより、ご承諾を得て
網走の写真をお借りしています。ありがとうございます。
0618026.jpg
「早春の畑作地帯 網走実豊付近」 
一般社団法人網走市観光協会さまご提供


posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 05:23| Comment(0) | エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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