2015年09月04日

網走初演の旅(6)囚人のひとたちのおかげで、いまがある。

かめおかゆみこ@脚本担当です。

ドローンから見た能取岬の動画、ご覧いただけましたか?
https://youtu.be/dCXkAw2DkKw

居合わせたみなさん、まるで子どものような気持ちになって、
わくわくして、ドローンを追っかけてました。(笑)


そして、予定時間をオーバーして、次の訪問先・網走監獄に。

「網走監獄」保存財団のみなさんには、終始お世話になりました。
もともと、イセさんが、87歳のときに、財団理事長になった
ことが、今回のご縁をつなぐきっかけになっています。

そのころ、博物館「網走監獄」は、まだ知名度が充分でなく、
発足当時の資金回収が充分にできずにいました。

そのため、誰もが、理事長を引き受けるのをためらったとき、
イセさんが、「銀行も、こんな年寄りから、身ぐるみはがし
ていくことはないべ」と、引き受けてくれたというのです。


それだけではありません。

イセさんは、北海道の道路は、囚人のひとたちが、いのちを
かけてひらいたものだから、私たちは囚人のひとたちに感謝
しなければいけないのだと、言われていたそうです。

何度か、刑務所で、講演もされたそうですが、イセさんの体験談
に、囚人のみなさんが、涙を流して聴いておられたそうです。


また、現在の博物館「網走監獄」の施設は、もとの監獄から
もらい受けたり、復元したものでできているのですが、

お年寄りが、階段などを苦労してのぼられているのを見て、
一部に手を加えて、スロープにすることを提案されています。

バリアフリーなどということばがようやく広がりはじめた
ばかりの時期、しかも、歴史的建造物に手を加えるという
ことで、ためらう声もあったそうですが、イセさんは、目の
前のお年寄りが困っているのを、見過ごせなかったのですね。

公演が終わっても、こうして、あらたなエピソードを
聴かせていただくにつけ、まだまだ完成ではない、
これからがあらたなスタートなのだと思い知らされます。


ここでは、あらためて施設を案内していただくうち、
夢中になって、つい、写真を撮るのを忘れてしまいました。

下記の写真は、博物館のホームページのものを借用させて
いただきました。ご了承ください。

そして、ぜひぜひ、一度は、監獄をおとずれてみてくださいね。

たくさんの展示品・施設は、それぞれに工夫がこらされ、
施設見学だけでも、ゆうに、1〜2時間はかかります。

まわりは、林があり、環境がとてもいいので、
ぜひ半日は時間をとっていらっしゃることをおすすめします。

監獄食堂も、オススメ! 監獄食をぜひ体験してください♪

網走監獄
http://www.kangoku.jp/
網走監獄.jpg

ちなみに、2014年のデータですが、博物館「網走監獄」が、
日本の人気博物館トップ10に入ったそうです!(パチバチバチ!)

※参考までに、トップ9の博物館は…
 1・広島市平和記念資料館、2・福井県立恐竜博物館、3・長崎原爆資料館、
 4・箱根彫刻の森美術館、5・大原美術館、6・知覧特攻平和会館、
 7・東京国立博物館、8・大塚国際美術館、9・江戸東京博物館


posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 13:01| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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