2022年06月06日

10か月かけての準備と告知のスタート

天童で産まれ網走で活躍した、
中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を
生きた中川イセの物語〜』

語り劇演者・夢実子


脚本担当のかめおかゆみこです。

2014年に、中川イセさんの
軌跡を取材しに網走をたずね、

そこから、まるで、天のイセさんに
動かされていると思うほどの急展開で、

2015年8月に、網走公演が成立。

この網走訪問のいきさつは、
夢実子さんが小冊子にまとめています。

201412夢実子★網走取材旅行記
★完成版.pdf



その後も、同年12月に、イセさんの
出身地である、山形県天童市での上演。

翌2016年には、山形市での上演。

すべて、満席、またはほぼ満席で、
成功裏に終えることができました。


「次は、東京で公演やりたいね!」

そう思って画策したのですが、
企画は、そこで止まってしまいました。

山形も網走も、イセさんゆかりの地。
イセさんのことを知るひとたちが、
公演を支えてくださいました。

ところが、東京にはそれがありません。

また、劇場の確保のむずかしさ、資金、
さまざまな課題が待ち受けていました。


そこで、2016年からは、

設備のない会議室などでも上演できる、
ショートバージョンの語り劇
「掌編・中川イセの物語」を制作し、

「とにかく、イセさんのことを知ってもらおう」
という意図で、各地で公演を重ねました。

ありがたいことに、どこで上演しても、
好評をいただき、本編の「零(zero)に立つ」を
観てみたい、という声をいただきました。


さらに、2021年には初のオンライン上演。
この3月には、リアルとオンラインの両方で。

これらの経験をもとに、

おおきな劇場を借りなくても、オンライン観劇
との組み合わせにすれば、上演は可能になる!
との結論にいたりました。

3年目に入ったコロナの先行きはいまだ不透明。
一抹の不安がないとは言えませんが、
ためらう気持ちは起きませんでした。

来年2023年3月、首都圏公演を
実施する流れが動き出したのです。


いま、公開をスタートさせた、
小説『零(zero)に立つ』の全文朗読も、

イセさんのことを知ってもらうために
企画したものです。

これから、10か月かけての、
準備と告知の日々のはじまりです。


『零(zero)に立つ』全文朗読
まとめてお聴きになりたいかた、途中から聴かれ
て、それ以前のぶんもお聴きになりたいかたは、

再生リストをご利用ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLZWNPZbJOeOLfLLQhx6ck-1jvkareoh9H

キャプチャ.JPG

朗読動画の更新は、火・木・土を予定しています。
こちらのブログにてお知らせしていきます。

1回の長さは、5〜8分前後を目安とします。

次回の朗読動画のアップは、
明日6月7日(火)となります。

どうぞお楽しみに!


フェイスブックに登録されているかたは、
よかったら、「零(zero)に立つ」のページにも、
ご登録ください。
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https://www.facebook.com/groups/1452384578402377


『零(zero)に立つ』(全4巻)を
無償配布しています!

ご希望のかたは、お声かけください。

無償配布にいたるいきさつについては、こちら

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※現在、2・3巻は欠巻のため、
 コピーにてのお渡しになります。
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ベルお申し込みはこちらから
くれぐれも住所・氏名等の書き間違いにご注意ください。
posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 18:01| Comment(1) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする