2017年02月03日

「あの」ホールで上演したい!!

天童で産まれ網走で活躍した、中川イセさんの半生を描いた
『零(zero)に立つ〜激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜』

※物語版「零(zero)に立つ」のあらすじと、バックナンバーは、こちら


脚本担当のかめおかゆみこです。

夢実子さんには、ある想いがありました。

「新劇の甲子園と呼ばれる、〇〇〇屋ホールで上演してみ
たい」という夢。

イマドキの演劇人にはわからないかもしれませんが、私にも
この気持ち、よくわかります。

つかこうへい、こまつ座…などなど、過去、どれだけ胸とき
めかせて、この紀〇〇〇ホールにかよったことか。

ところが、この〇伊〇〇ホール、貸し館料がけっこう高いん
ですね。フツーの会館に比べると、約2〜3倍です。

それでも、初の「零(zero)に立つ」首都圏公演を、このホー
ルでやりたい!ということで、このお正月、思い切って、電
話をしてみました。

「今年、平日もふくめて、空いている日を教えてください」

担当者から、驚愕の返事がかえってきました。

来年いっぱいまで、埋まっております」

「(まぢかー!)…平日も、全部ですか?」

「そうです」

この時点で、今年の〇〇國〇ホールでの上演の可能性は
断たれたのですが、さらなる関門がありました。

「今回、はじめて申し込みを考えているのですが、上演にあ
たって、何か条件等はありますか?」

またしても、淡々とした返事がかえってきました。

一度、舞台を見せていただきたいと想います

「ええと、それは、ビデオ等でも…?」

「いえ、できれば、実際の舞台を」

ううむ。さすがとうなりました。さすが、紀伊國〇ホール。

というわけで、紀伊國屋ホールでの上演は、少なくとも再来年
以降に見送られましたが、まずは、舞台を観ていただくこと!

というわけで、何がなんでも、
今年、首都圏上演を実現させます!

そこで、紀伊國屋ホールのかたにも観ていただいて、再来年
以降の上演につなげます!

ただ、この一連のやりとりのあと、夢実子さんの語ったことば
が印象的でした。

「紀伊國屋ホールでの上演は、自分にとってもあこがれです。
 でも、もっと大切なことは、
 イセさんの生きかた、あきらめない精神を伝えていくこと。
 そのひとつのかたちとして、紀伊國屋ホールでの上演を考え
 たわけです。
 だから、あこがれはあるけれど、そこに固執はしていません。
 目標を見失わずに、やっていきます」


というわけで。
あらためて、今年の首都圏公演、そしてそれから全国公演に
向けて、始動します

どうぞ、応援してください〜


※ちょっと編集作業が遅れています。1週間ほどずれこみそうです。
冊子「零(zero)に立つ」第2巻・第3巻、予約受付中
              
第1巻 イセさん誕生〜17歳で北海道の遊廓にわたるまで(既刊)
第2巻 遊廓での「活躍」・卓治との出会い・樺太での生活
第3巻 2億8千万の借金と岬の日々・身を捨てて・終戦

※第4巻(3月発行予定)が最終巻となります。
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いただいた感想
01★あきらめていた夢に挑戦しました!
02★この突き抜けた底力!
03★亡父を見直すことができました
04★愛に根差して行動する勇気
05★心の重荷がようやく取り除かれました。
06★自分自身を精一杯生きること
07★負けない、負けない、負けない。
08★自ら決めて行動しなさい
09★生きざまを見守って下さい。
10★覚悟を決めて、捨て身になる
11★「どうせ」の破壊力に対する「希望」の力

夢実子の語り劇を上演してみませんか?



※網走以外の、北海道の写真も掲載していきます。
himawaribatake.jpg
「名寄智恵文ひまわり畑」 
写真提供/北海道無料写真素材集 DO PHOTOさん
posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 23:59| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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