2016年05月19日

シベールアリーナ公演を記念して、100日前のお知らせ!

脚本担当・かめおかゆみこです。

すでに予告はさせていただいてきましたが、
山形市・シベールアリーナ公演の詳細が決定しました!

ちらしャ.PNG
※このちらしはまだ製作途中のものです。

天童で産まれ網走で活躍した、中川イセさんの半生を描いた
語り劇『零(zero)に立つ〜
激動の一世紀を生きた中川イセの物語〜」


日時/2016年8月27日(土)18:00開演
会場/シベールアリーナ(客席数522)
観劇料/3000円(当日3500円)
本日、公演100日前!


中川イセさんのお墓参り.jpg
※昨年4月、試読会で網走をおとずれた際、イセさんのお墓を訪問


さて。100日前を記念して、
もうひとつのお知らせがあります。

「「零(zero)に立つ」は、イセさんのご親戚である山谷一郎さん
の著書『岬を駈ける女』を原作に、夢実子さんとかめおかによる、
網走取材旅行、さらには、いくつかの参考資料をあわせて、
書き上げたものです。

網走、天童での公演、そして、今年1月からスタートした語り劇
「掌編・中川イセの物語」

(「零(zero)に立つ」に盛り込みきれなかった、
 イセさんのエピソードを切り取った、30分バージョン)
での上演のたびに、

「イセさんのことを知りたい。何を見ればいいですか?」
とのおたずねをいただいてきました。

ところが、上述の山谷さんの著書をはじめ、イセさん関連の著書は、
残念ながらすでに絶版となっています。古書店で手に入れられる数
にもかぎりがあるでしょう。

また、山谷さんの作品も、描かれているのは、イセさんが、戦後、
議員になるところまでで、その後についての記述はありません。


そこで、山谷さんの著作を第一に踏まえつつも、私たちが、現地で
実際に見聞きした、「イセさん像」も加味しつつ、あらたな「イセさ
ん物語」を書き起こしてはどうだろうかという話になったのです。

山谷さんの著作を、主要資料とさせていただきながらも、2016
年のいまのまなざしで、もう一度、イセさんを、現代によみがえら
せたい。そんな想いがつのってやみません。

そこで、来週月曜日から、このブログにて、平日のみ
(土日祝日は休筆)の連載
をしていきたいと考えています。

シベールアリーナ公演までに、完結はむずかしいかと想いますが、
お読みいただくことで、少しでもイセさんのひととなりを知ってい
ただき、関心をもっていただけたらと想います。

どうぞお楽しみに!
posted by 夢実子「語り劇」プロジェクト at 15:42| Comment(0) | 情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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